敬老の日が毎年変わる理由について紹介します。
敬老の日は9月15日というイメージが強く、なぜ毎年変わるようになったのか疑問ですよね。
敬老の日が毎年変わる理由や、老人の日との違いなどについて詳しく紹介しますね。
敬老の日が毎年変わるのはどうして?
敬老の日が毎年違う理由
『ハッピーマンデー制度』(2001年に法制定)によって、2003年から9月の第3月曜日に変更されたために、敬老の日は毎年日にちが変るんですね。
ハッピーマンデー制度は、みんながもっと旅行や休みなどの余暇を楽しめるように作られた制度です。
月曜日に祝日を移動することで、土曜日・日曜日・月曜日合わせて3連休になります。
ハッピーマンデー制度のおかげで、年間の3連休数が増えたため、連休を取得できる機会が増えたんですね。
敬老の日がある週は、秋分の日も近いので、その年のカレンダーによっては、長いお休み「シルバーウィーク」になることがあります。
今年の敬老の日はいつなの?
ハッピーマンデー制度が今のまま続く限り、敬老の日は毎年9月の第3月曜日になります。
今後の敬老の日は次の予定になりますよ。
- 2024年: 9月16日(月)
- 2025年: 9月15日(月)
- 2026年: 9月21日(月)
- 2027年: 9月20日(月)
- 2028年: 9月18日(月)
- 2029年: 9月17日(月)
- 2030年: 9月16日(月)
ハッピーマンデーで日にちが変る祝日は敬老の日以外にもあるよ
敬老の日のように、その年によって日にちが変わる祝日のことを「移動祝日」と呼ぶことがあります。
そして、移動祝日には、次の4つの祝日が当てはまります。
- 成人の日:1月第2月曜日
- 海の日:7月第3月曜日
- 敬老の日:9月第3月曜日
- 体育の日:10月第3月曜日
敬老の日はいつから変わったの?
ハッピーマンデー制度が制定されたのは2001年のことです。
けれど、実際に敬老の日が現在の9月第3月曜日に変更されたのは、2003年からです。
敬老の日が移動祝日となってから20年以上が経ちますが、未だに9月15日のイメージが強い方も多いようです。
その理由の一つは、ハッピーマンデー制度導入後の9月15日が「老人の日」として残されたことです。
どちらも高齢者に繋がるため、似たようなイメージで混同されることが多いのです。
9月15日の老人の日と敬老の日の違いはなに?「敬老の日」と「老人の日」は似ているけど、目的や趣旨が違います。
敬老の日
毎年9月の第3月曜日にお祝いする日です。
敬老の日には、長い間社会に貢献してきたお年寄りを敬い、その長寿をお祝いします。
老人の日
9月15日に決められた日です。
老人の日には、国民が高齢者の福祉についてもっと関心を持ち、理解を深めることを目的としています。
また、高齢者自身が生活を良くするために頑張る気持ちを応援する日でもあります。
敬老の日と老人の日の違い
つまり、
- 敬老の日→お年寄りを敬う日
老人の日→お年寄りの福祉について考える日
ということになります。
日付や目的は違いますが、どちらもお年寄りを大切にする気持ちを表す大切な日です。
まとめ
敬老の日が毎年変わる理由について紹介しました。
- ハッピーマンデー制度の制定
- 三連休の増加を目的に9月第3月曜日に変更
せっかくの三連休、日ごろの感謝の気持ちを込めて、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお出かけするのも楽しそうですね♪
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