微起毛(びきもう)とはなんなのか紹介します。
微起毛って聞いて、こんな疑問はありませんか?
- どんな素材?
- いつの季節に使えばいいの?
- 裏起毛とはなにが違うの?
この記事では、微起毛とはなにか、特徴やポイントについてさらに詳しく紹介します。
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微起毛とはどんな生地なの?
微起毛は、『びきもう』と読みます。
生地の表面を少しだけ起毛して、ふわふわにした素材なんです。
微起毛の特徴やポイントについて紹介します。
柔らかい手触り
微起毛加工の生地はふんわり柔らかくて滑らかだから、服の着心地がきもちいいんです。
ぽかぽか暖かい
微起毛加工した生地の表面には、たくさん細かい毛ができます。
その小さい毛が空気を含むので、微起毛加工の洋服を着ると暖かくなります。
見た目がふんわり
微起毛によって生地がふんわり見えると、優しい感じだけでなく、服やインテリアが高級に見えます。
ピーチタッチとも呼ばれる
微起毛の生地は、桃の表面のように滑らかで柔らかいことから「ピーチタッチ」とも呼ばれてます。
使い道
微起毛素材は、独特の手触りが人気で触り心地もいいので、シャツ、パンツ、ジャケット、パジャマなどの服に使われるほか、寝具やクッションカバーなどのインテリアにも使われます。
お手入れは優しく洗う
微起毛の生地はデリケートなので、洗濯するときは洗濯ネットを使うなどの注意が必要です。
また、乾燥機は使わずに自然乾燥させると長持ちします。
微起毛と裏起毛の違い
では、裏起毛とはどう違うのか気になりますよね。
微起毛と裏起毛の違について、簡単に解説しますね。
裏起毛との違い①起毛の場所
微起毛は生地の表面を少し起毛していて、裏起毛は生地の裏側を起毛する加工です。
微起毛は洋服の表面の触り心地が良く、裏起毛は肌に直接触れる部分を暖かく感じさせる役割があります。
裏起毛との違い②保温性
微起毛よりも裏起毛の方が暖かいです。
微起毛は生地の表面にできた小さい毛の集まりが空気を含んで、ほんわかした暖かさを感じられます。
裏起毛は、生地の裏側に厚みがある毛があるため、とても暖かいのが特徴です。
裏起毛との違い③用途
微起毛は色んなジャンルの服に使われるけれど、裏起毛は寒い時期に活躍する服に使われることが多いです。
微起毛を使ったアイテム
シャツ・パンツ・ジャケット・パジャマ・寝具・クッションなど
裏起毛を使ったアイテム
パーカー・スウェット・トレーナー・冬用のアウター・スポーツウェアなど
このように、微起毛と裏起毛は起毛する場所や暖かさ、使い道に違いがあります。
微起毛の季節は春夏秋冬のどれがベスト?
微起毛素材の服やアイテムが特におすすめなのは秋と春です。
秋の涼しい気候や春の少し肌寒い日に、暖かい着こなしをしたい時にちょうどいいんです。
軽くて通気性がよく、ほどよい保温性があるから、暑すぎず寒すぎない快適に過ごせます。
もし冬に微起毛素材の服を着るなら、重ね着として使うことができます。
夏場は微起毛素材はさすがに暑いと思いますが、冷房が効きすぎて肌寒い室内なら使えそうですね。
微起毛についてまとめ
微起毛とはどんな素材なのかについて紹介しました。
- 微起毛とは、生地表面が少し起毛している素材
- ふわふわして触り心地がいい
- 裏起毛より保温性は低い
- 春や秋の肌寒い季節にぴったり
最近は、ワイドスラックス、ワイドテーパードパンツなど微起毛素材の洋服も結構増えてきました。
裏起毛を着る程じゃないけれど、ちょっと肌寒いんだよね、という時にあったら便利ですね。
夏以外の3シーズン使えるなら、コスパよく着られそうだし、1枚持っておくと重宝しそうです♪
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